新NISAでのつみたて投資枠はS&P500に全振りしました。
アメリカ企業が今後も成長する根拠はありませんが、やっぱり米国市場って夢があります。
隣の芝は青い
日本に住んでいると日本の良いところが当たり前になって、悪いところが目につくようになってきます。
私にはどうしても、今後日本が大きく成長するビジョンが感覚的に見えてきません。
これから、20年30年後、日本が経済的に伸びていって、Japan as No.1 が再来する。
そのような未来は、私には想像出来ません。
しかし、アメリカは日本以上に経済成長し、株価も伸びていくだろう。
アメリカのことを知っているわけではないのであくまでも想像です。
ただの想像ではありますが、私にはこちらの未来の方が現実的に思えます。
日本市場は外資次第
日本の株式市場は外資が動かしている、と言われています。
それが本当かどうか私には分かりませんが、もし本当なら日本市場はただの狩り場でしょう。
日本市場で稼いだ金がたどり着く先はどこか。
アメリカが内戦にでもならない限り、世界の投資マネーはアメリカに流れ着くんじゃないだろうか。
根拠は全くありませんが、何となくそう考えています。
世界最大の軍事力を持ち、システムの根幹を握っているアメリカ。
アメリカから覇権を奪える国が30年以内に出てくるとは考えられません。
日本は少子高齢化社会
日本の成長を想像出来ない最大の理由は、少子高齢化です。
日本の社会システムで高齢化社会になると、社会保険の負担が大きすぎます。
おそらく、今後も社会保険料を増やし若年層の可処分所得を減らし続け、購買力を落とし続けます。
若年層はお金がなくて購買力がない。
高齢者はどうかというと、必要なものはすでに持っており、老後が不安で出来るだけ現金を残しておこうとしています。
購入するのは日々の食品や消耗品ぐらいです。
私の親に今が老後だよと言っても、老後が不安だからと返してきます。
バブル崩壊で、すべてを失った人の行く末を知っているので、投資には嫌悪感があります。
教育・車や家の購入・交際などでお金が必要な若年層にお金が回らない、投資するお金もない。
このような状態で経済が成長するとは到底思えません。
アメリカの消費は旺盛
色々な統計をみているとアメリカの消費は旺盛です。
いくらインフレになってもどんどん消費していってるようです。
手持ちのお金がなければ、カードがあるじゃない。
カードの限度額がきたら、後払いがあるじゃない。
こんな感じで消費を続けているようです。
ちょっと信じられないですね。
もう、文化の違いとしか言いようがありません。
ただし、弾けるときには激しく弾けるのもアメリカ。
リーマンショックの時は全世界を巻き込んで大きく弾けました。
しかし、弾けても復活する強さを持つのもアメリカ。
日本はバブル崩壊から今の日経平均まで戻すのに30年かかりましたから。
私は30年後には生きているか怪しいところですし、残りの人生を含み損状態で過ごすのも精神衛生上良くないです。
新NISAで何を買っていようがアメリカが弾けたら、損失は大きくなるでしょう。
それならば、アメリカの強さを夢見てアメリカ全振りに賭けたらいいか。
そんな思いでS&P500を買っています。